~ 高齢者ケアについて考える ~ 「疑似体験で感じてみよう!」 と題して、生活向上委員会主催で研修会を行ないました。
12月7日と11日 伊賀市社会福祉協議会 あやま支所様に疑似体験グッズをお借りして、2日間にわたって行ないました。
業務の合間に時間をやりくりして、またはお休みの日に出てきて、職員全員が参加してくれました。
今回お借りしたグッズは、見えにくくなるメガネ、手足が動かしにくくなる重り、背中がピンと延ばせなくなるベルト、肘と膝が曲げ伸ばししにくくなるサポーターです。これが完成形です。
あらら 施設長も体験ですか? とてもよくお似合いですよ~
少人数のグループに分かれて、介助する側とされる側になりきります。いえ、なりきると言うか、本当にお手伝いしてもらわないとまっすぐ歩く事もできません。
車椅子に腰かけるのも怖い感じがします。「よく見えないけど、ここでいいのかしら?」
「さて新聞でも読もうかなぁ~ いやこれは見にくいわ。」
「大きな字しか読めませんけど。。」
お皿に入った食事もおいしそうに見えていますか?お箸で上手く食べる事ができますか?こぼさないように気を付けてくださいね。
ボールキャッチも体験してみました。投げる事はできてもキャッチは難しいわ。
一通り体験した後は、感想を話し合いながら振り返りのためアンケートを記入します。お疲れさまでした。ゆっくりとお茶でも飲みながら書いてくださいね。トロミ付きですよ。いつものお茶とどちらがお好みですか?
動かしにくい手足を使って頑張ってくださっている入居者様、利用者様。少しでも楽に動いてもらえるように、少しでも安心して過ごしてもらえるように、できるだけお手伝いしなければ!と感じた日でした。
事故なく、怪我無く、安全に、安心して暮らしていただけるように、職員一同これからも頑張って参ります。
記事 大中原