令和5年5月8日と16日
『ホントにそれで大丈夫?!』~高齢者の口腔ケアと嚥下機能に関する研修会~と題して、生活向上委員会主催による研修会を開催しました。
職員が全員出席できるように2日間に分けて開催し、結果、すべての職員が出席してくれました。口腔ケアと嚥下機能については全職員興味がある様子です。
う~ん 皆さん真剣ですね~
まず最初に、Nestle様の資料を使って言語聴覚士の資格を持った職員が講義をしました。
講義の中では、生活向上委員会のメンバー手作りの【口の絵】や【ケア用具の絵】を使って、ケア方法も実演してもらいました。
実際の歯ブラシや舌ブラシ、歯間ブラシ等の用具も皆で手にとってみて、毛の柔らかさやグリップの形状を確かめてもらいました。
実際に介護度の高い方の口腔ケアをしていると、なかなか口を開けて下さらない方や、拒否される方、ケア中に噛んでしまわれる方等、いらっしゃいます。そんな場合にはどうしたらいいのか・・・。
~口の開かない方の口腔ケアについて~というお題で動画を視聴しました。
最後に、おおぞらデイサービスで取り組んでいる口腔体操を紹介しました。
唾液の分泌を促すマッサージの後、【パ・タ・カ・ラ】の意味の説明を受け、皆で【パタカラ体操】をしてみました。
最後に振り返りとしてアンケート記入して終了しました。約1時間の研修会でしたが、専門職からの講義もあり、内容の濃い研修会になったのではないでしょうか。今後は実際の現場で活用してもらえることと思います
記事 大中原